配球をよむ!!
こんにちは!!
突然ですが、
みなさんは打席で何を考えていますか?
絶対に打つ!!
ランナーを絶対返してやる!
サヨナラ打を打ってやる!
とか、
打てなかったらどうしよう、、、
チャンス怖いなー、、、
変化球来て欲しくない、、
とか考えてる人もいるかと思います
でも、こういう時って
案外凡退すること多くないですか??
気持ちが高ぶったり、不安になると
筋肉は力んだり萎縮したりして
あなたの本来の力は
発揮できません
あなたが結果を出すには
冷静に出来ることをする
ことに尽きるんです!
その手助けとなればと思い
野球人生の半分以上を
捕手として過ごしてきた僕が、
僕なりの配球論を
みなさんに伝えたいと思います!!
打席ではごちゃごちゃ考えたくないから
俺は知らなくてもいいや
と思う方にでもタメになることを
話したいと思っています!
まず、
なぜ配球を知る必要があるのか
それはもう
結果を出す可能性を増やすためです!
普通に考えて
次に何を投げてくるかが分かれば
知らないより打てる可能性高いですよね?
何も知らないまま
来た球を打って凡退しますか?
そんな勿体無いことは
して欲しくありません!
僕はキャッチャーでありながら
打席では配球なんか考えていませんでした
考える余裕すらありませんでした。笑
でも、結果を出せるようになって
そこからさらに相手の配球を考えてからは
さらに打てるようになりました!
配球を考えると
この場面でこの球はありえない
この場面ではこの球の可能性が高い
というようにして球腫を絞れるんです
しかし、1つに絞って打つのではなく
選択肢を減らしていく
というのが大事なんです!
じゃあどうやって選択肢を減らしていくのか。
どうやって来る球の可能性を絞るのか。
その方法を1つ1つ説明していきます!!
1.カウント球を把握しておく
コントロールの悪い投手から
地区選抜の投手まで受けてきた僕が
何より最初に考えるのは
どの球でストライクを取れるか
です!
考えてみれば当たり前なんです
ストライクが入らないと
試合が成り立ちませんから
捕手は必ず
カウント球を探すところから始めるんです
ということで!
試合の序盤で相手の配球を
じっくり観察してみて下さい!
どの球腫で
ストライクを取れるか
これを把握しただけで
バッティングカウントの時や
ストライクが欲しい場面で
何が来るかを絞れますよね
カウント球の可能性はかなり高いです!
逆に、
不安定な球は何かを把握できれば
フルカウントだったり
ボール球を投げたくない場面で
その球はよっぽど投げてこないですよね!
なぜ1番打者や2番打者が
投手にたくさん投げさせるのが
大切かが分かりますよね!
カウント球や荒れてる球を
より早く見つけられるからなんです!
2.ランナーがいれば
速い系の球を狙う
キャッチャーをして1番嫌だったのは
ランナー1塁
あるいは
ランナー1,3塁
のときの配球でした!
ランナーの走塁を警戒しつつ
バッターのことを考えなければならない
と2つの問題を抱えるからです
盗塁を警戒すると
やはり緩い変化球は怖いので
自ずと速い系の球が増えるのです。
また、
走塁のいいチームはワンバウンドで
スタートを切って来るので
ワンバウンドの球も投げづらくなります
ピッチャーの方もランナーを警戒するので
失投が増える可能性が高いです!
集中して失投を逃さず捉えましょう!!
ただし、
ランナーの足が遅い
ランナーの重要性が高くて走りづらい
牽制を入れられてスタート切りにくい
といった時は緩い球も投げやすいので
臨機応援に考えていきましょう!
3.前の配球を活かす!
前の打席で
変化球に泳いだ
外が当たらない
ボール球に手を出した
インコースを過剰に避けた
というアクションをしたとき
鋭い捕手はこれを上手く利用してきます!
他の打者の結果を見て
相手キャッチャーの配球を理解して
逆手に取って狙い打ちましょう!!!
例えば!
変化球に泳いで打ち取られた場合、
次の打席はボール球のストレートで
ストレートを意識させておいて
最後はまた変化球で泳がせて打ち取る
というビジョンを描いて来るはずなので
逆手に取って
変化球を狙い打つ!
みたいな感じです!!
また、
前の打席で完璧に打ち返した球は
打たれるイメージがあるので
投げづらいから選択肢から消す
長打が怖い場面は
甘く入って打たれる可能性があるので
インコースの可能性は低い
みたいに
リスクマネジメントをしてくる配球にも
柔軟に対応していきましょう!!
1.2.3の全てを考えられるようになれば
あなたの打率は
より高くなるはずです!!
配球を理解して
キャッチャーを出し抜きましょう!