打てるバッターで共通する下半身の使い方!?
こんにちは!
以前、僕は下半身の重要性を説くとともに
結果を出すプロ野球選手には
下半身の使い方に共通点がある!
とも言いました。
一体それは何なのか。
みなさんも探してみたでしょうか?
結論から言うと、
体重移動の仕方
に共通点があるんです!
まだしっくり来ない方もいると思いますので、
これから詳しく説明していきます。
あなたは、
打つときは突っ込むな!
重心を後ろに残して打て!
なんてことを言われた経験が
あるんじゃないですか?
僕もその経験をした1人でした。
こんなことを言われたら
打撃の根本を理解できていなかった昔の僕は
「あ、ステップするときは
左足だけピッチャー側に出して
残りの全ては右足に残しとけばいいんだ!」
(右打者の場合です。)
と考えてしまうんです!
つまり、重心は常に
左:右=10:0ということですね。笑
しかし、これは間違いなんです。
どうして間違った考え方なのか。
その答えを今からお教えします!
打てるバッターの重心は
軸足から踏み出す足に一度移動するんです!
いやいや、それじゃあ突っ込むじゃん!!
後ろで打つってのが間違ってるってこと!?
そう思ってしまう人もいるかもしれません。
しかし、そうではないんです!!
打てるバッターの重心は
踏み出す足に移った後、再び軸足へと
新たな力を加えて戻るんです!
そうすることで
突っ込まずに後ろで打つ
ということを実現しているんです!
新たな力というのは
重心が踏み出し足に移動した後に
地面を蹴り返して生じる
反作用の力です!!
具体的にいうと、仮に
踏み出し足から地面に向かって
10の力(作用)が加わるとすれば
地面から踏み出し足向かって
10の力の反作用が生まれるわけです!
踏み出し足は
この反作用の力を借りて
軸足へと反り返るように
戻ることが出来るんです!
つまり、
軸足→踏み出し足→軸足
という体重移動を行なう過程で
より強大なパワー
を生み出してるんです!
そんなん出来ひんやん普通!!
出来ます!僕でも出来たから!
文字だけの説明では
理解しきれないと思いますので
画像を見ながら説明をしていきます!
と、その前に!
もう1つ大事なことがあります!
今回はあまり詳しくは説明しませんが
始動してから足を踏み出す一連流れで
形を崩してはいけません!!
つまり、
重心が移動するだけで
他の部分は動かさないでね!
ということです!
こうすることで、
頭の位置が大きくブレずに
体重移動することが可能になります!
見にくいかもしれませんが、
鈴木誠也選手の連続写真です。
ご覧の通り
踏み出しまで形が崩れていません!
この過程で崩れてしまうと
この後のスイングに影響が出ますので
気を付けましょう!
では!!!
ここからは
画像を見ながら理解を深めていきましょう!
モデルは内川選手です!
まず構え(1)です。
重心は左:右=3:7〜4:6くらいでしょうか。
次に、
トップから踏み出しにかけて(2〜3)です。
ここでも形を崩さずに
ステップに移行してるのが分かります。
重心は左足は浮いてる状態なので
もちろん左:右=0:10です。
そして、
着地したところ(4)、つまり
体重移動の瞬間です!
明らかに左足にも体重がかかっていますよね!
ここでは左:右=10:0になるんです!
ただし、本当に一瞬です!!!
勘違いしないで下さいね!
この後
すぐに腰が回ってスイングに入るため
そのタイミングで
重心は軸足へ再び移動するので一瞬なんです!
5で腰が入ってスイングが始まり、
6のときには地面からの反動を使って
踏み出し足→軸足の体重移動
を完了させて打っています。
他の選手を見ても
同じような動きになっています!
山田哲人選手
大谷選手
柳田選手
どうですか?
確かに!
と思えたんじゃないでしょうか。
ですが、
頭で理解出来ても
体現出来ないと意味ないですよね!
この体重移動を習得するのに
オススメの練習は↓こちらです!
是非試してみてください!!